赤ちゃんが欲しいと願う人が多いにもかかわらず、子供を授かることができないと嘆く人も多くいるのが今の時代です。不妊と言っても、最近は一つの原因ではなくて、多くの複合的要因が大きく絡んでいます。一概に一つの原因で妊娠ができないと言った言葉で片付けることができないほど、不妊の原因は多様化しているのです。今回は、そんな不妊の原因を紹介します。

不妊には多くの原因がある

不妊には多くの原因があり、実際に治療によって対応できないケースもありますが、双方の親の努力によっても改善できるケースがあります。

  • 必要な栄養分の未摂取による精子・卵子の質の低下
  • 精巣や卵巣・子宮の病気・老化
  • 遺伝的な原因で卵子・精子が作られない

このような3つに大きくわけることができます。不妊と言っても一概には決めることができず、女性のみ、男性のみの原因だけでもなく、双方にあるケースもあります。また、3つの内の2つが重なっているケースもあるのです。

この内多くの原因がある中で、遺伝的な原因で卵子や精巣が作られないケースは少なく、一般的な不妊は上記の2つであることが多いのです。今回はそんな原因を重点的に解説していきます。

女性の不妊の原因とは?

不妊治療はどのような手順で行われるのか?まずは、双方の検査によって、不妊になっている要因を調べていきます。特に女性の場合は、卵子の問題か、子宮の問題か判断をする必要があるため、男性よりも検査が長いのが特徴です。

女性の場合は、卵子の排卵が周期的に起こっているのか、出来る卵子が成熟した卵子なのか調べることも行います。卵子が原因の不妊と言っても、2つに大きく分けられるのです。月経があっても、卵子が排卵されていない無卵子月経という病気も実際にあります。未成熟の卵子が排卵されている病気もあるのです。

また、受精した卵子が通常通りに着床するかどうかも大切なポイントになります。受精卵が着床しにくい、子宮内膜かどうかの検査も行われるわけです。

女性の不妊の原因の検査は、卵子に問題があるのか、子宮に問題があるのかで、治療法が変わってくるのです。

もし成熟した卵子が排卵されていない、タイミングが合わないということであれば、正常な卵子を採取して体外受精という手段が取られるようになります。子宮内膜が原因の場合は、漢方等の薬による体質改善が行われるのが一般的です。

不妊治療の中でいちばん大切にしていることは、規則正しいホルモンバランスが分泌されているかです。卵子の原因の場合も、子宮内膜の原因の場合もストレスが大きな問題になるケースが多く、いかにきちんとしたホルモンバランスが保たれているかが大きなカギになります。

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男性の不妊の原因

男性の場合は、精子の質が大きな関係を持っています。精子の質と言っても、これもまた種類があるのです。まずは、女性の子宮内に入った時に精子が卵子にたどり着けないケースです。この場合は、精子が子宮内膜を泳ぎ切る力が無いことになります。

女性の膣の中は弱酸性で、男性の精液は弱塩基性です。この弱塩基性の精液であるからこそ、女性の膣の酸によって、精子が死ぬことなく、たどり着くことが出来るですが、一回の射精量が少なかったり、入っている精子が少ない場合は、その分精液の塩基性が中性に偏ります。その為、卵子にたどり着けないケースがあるのです。

また、男性の場合は、ストレスによって、精液の射精量に大きな影響が出る場合や、栄養不足によって精液の質が落ちていることが原因になることもあります。男性の場合は不妊イコール無精子症と考えがちですが、多くの原因があるので、男性の検査が大切という事も知っておくべきなのです。

多くの場合が栄養面や生活習慣によって改善できるケースが殆どです。また、病気の場合も遺伝子が絡む病気でなければ受精卵を作るための精子を確保できるケースも多く、一概に悩むことは禁物です。

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不妊の解消の対策と生活習慣で出来ること

不妊の原因で多いのが、女性・男性とも、元気な卵子・子宮・精子が作られなかったり、本来の機能を持っていない状態であることが多いことで不妊になるケースが見られます。そのために、何が出来るのか?それは、原因になっているストレスや栄養不足を解消することで改善することができます。

男性・女性とも不妊の原因で多いのがストレスです。ストレスによって、本来の質の卵子や・精子が作られない、女性の場合は子宮内膜が発達しないケースです。不妊治療を行っている世代は、30~40代と仕事で責任を持つポジションであることが多く、加えて女性も働くようになったため、お互いにストレスにケアがとても大切になります。

一概に、片方の原因で不妊になっていると責めたり、責任を押し付けることは原因を悪化させることなので、双方の支え合いが大切です。また、男性・女性とも葉酸が不足の原因で、質のいい卵子や精子が作られないと言った原因もあります。一日の目安量を摂取していくことで改善することが可能なのです。