最近の研究結果で、妊娠の時の対策のために摂取した葉酸によって小児喘息が発生すると言ったショッキングな研究結果が出ています。妊娠中胎児や母体の健康のために摂取した栄養分で、病気の原因になってしまうのは多くの妊婦にとってもショッキングな事実です。今回は葉酸と小児喘息の関係を紹介します。

そもそも小児喘息とは?どんな病気?

小児喘息とは、呼吸時に咳やくしゃみではなくて、息をする時にゼーゼーと音を立てながらしないとできない呼吸障害です。

本来人間の空気の通り道である気管が狭いために発生する病気で、小児喘息があると呼吸が困難の為、運動したいのにできない、顔面蒼白や場合によっては命に関わる病気です。

小児喘息の発生の原因は、遺伝や環境要因によって決められるとされており、最近ではアトピー同様アレルギー体質であるかどうかも大きな関係性を持っている病気になります。

最近では、治療法も多く対処もされてきましたが、空気の汚染によって増えてきている病気であり、大人になっても子供の時に喘息があると再発がし易い病気とされています。

注意すべきは葉酸の量と種類

葉酸は妊娠中に摂取すべき栄養分であり、摂取をしたことによって重篤な障害の二分脊椎症や胎児の発育不全を解消する大切なビタミンです。

では、どうして葉酸を摂取すると小児喘息の原因になると言われたのでしょうか?葉酸を摂取した母親と胎児の健康に関する論文で、葉酸を摂取した場合の胎児の体質が喘息になる体質の赤ちゃんが多かったことによって言われたためです。

ここで注意すべき点は、摂取によって小児喘息の危険がある訳ではなくて、摂取した量や葉酸の種類によって喘息の罹患率が大きく変わっていることをしっかりと知ってほしいのです。

その為、タイトルを知ってしまったがために、妊娠後期に葉酸の摂取を止めてしまう母親もいます。ですが、なんでも摂取のしすぎによって、体のバランスが崩れて障害になるというのは理解できる話です。

健康に良いとされているものでも、必要量の目安を超えてしまえば、体のバランスが崩れてしまって、悪い影響を与えてしまうことは容易に想像がし易いと思います。その為、葉酸を摂取するのは良いが、摂取量を守ることが大切なのです。

守ることで、その時の自分の健康や胎児の発育だけではなくて、生まれた子供の体質にも大きく関わっているとしたら、一日の目安量を守ることが何よりも大切なのです。

葉酸のサプリの注意点

葉酸のサプリの注意点はまずは、天然葉酸であるかどうかです。この論文の場合は、葉酸でも天然物の葉酸の場合には小児喘息と大きな関係が無いとされています。

天然物を摂取する場合は、こうした健康障害が起こりにくいとされていますが、合成葉酸の場合は、小児喘息の体質になりやすいとされています。天然葉酸と合成葉酸の違いは、天然葉酸の場合は基本的に野菜や植物に含まれている葉酸を抽出することによってできたものです。

合成葉酸は石油成分による、分子同士を化学反応させることによって作られた葉酸になります。一見すると見た目では同じ分子ですが、実は大きな影響を持っているのです。現在のところそのメカニズムは解明されてはいないものの、分子の代謝のしやすさが大きな関係を持っているとされています。

同じ分子構造でも体の有害性があるとされている、トランス脂肪酸やサリドマイドの様に代謝中に変異が起こっている可能性もあるため、合成葉酸の商品は避けるべきなのです。

またサプリで注意すべき点は葉酸以外に入っている添加物です。葉酸で小児喘息のリスクが上がると言われていますが一番の注意点は、それ以外の添加物の存在を忘れてしまうことです。その他の添加物もたくさん摂取すると、喘息の原因になるので注意が必要になります。

葉酸摂取の賢い方法とは?

小児喘息にならないように、葉酸を摂取するにはどのような気配りが必要なのでしょうか?

まずは葉酸をサプリでも天然葉酸のものを摂取することです。天然葉酸の場合は、摂取の方法の過程が書かれているサプリを購入することが大切になります。天然葉酸でも、低温抽出のものは他の栄養分の破壊のリスクも低いため迷った場合は、低温抽出の商品を選ぶことをおすすめします。

また一日の摂取量をしっかりと守ることもとても大切です。葉酸による胎児の小児喘息発生のリスクは、過剰摂取によるものです。過剰摂取とは一日1000μgとなります。これを毎日摂取し続けると、逆に貧血の原因になったりビタミンBの消費が激しくなってしまい、ビタミンB12の欠乏症になることもあります。

胎児の健康を守るためにも、自身の健康を守るためにも必要量以上のサプリを摂取することは大変危険です。決められた一日の基準を守ることが何よりも大切です。

因みに食事で摂取していても、一日の目安量を摂取をした合算でも限度量には達しないのでサプリをトリながら目安量までは健康に障害は出ないのです。