受精卵が着床したとしても必ず出産まで迎えられるとは限りません。胎児が育たない、そして予想外に早い流産の危険性もあります。今回は、実際に発生する可能性の高い流産のリスクと、その低減に葉酸に効果がある理由を紹介します。

流産とは?そして発生の確率とは?

流産とは妊娠22週未満で、胎児が育たないことです。殆どの場合は、12週までに、自然流産という形で、妊婦の体から胎児が出ていくようになります。

せっかく妊娠した胎児が育たくなってしまうのですから、母親のダメージは非常に大きく責めがちになりますが、流産の発生の確率は10%と意外に高いのです。最近はその確率が上がってきており、昔よりも流産の発生のリスクは上がっています。

流産の原因を自分の母体と責めがちですが、多くの場合は、胎児の染色体の異常です。異常がある状態の胎児が育ってしまうと、出産後も大きな障害を得ることになってしまいます。そのリスクが上る前に、自然界の節理で、異常がある奇形を持つ胎児は、育つ前に死んでしまうのです。

とは言え、流産のリスクを知っておけば、予防することが出来、加えて胎児の成長を支えることが出来ます。

流産の原因は女性だけでは無いー多様化する原因―

かつて流産が発生すると、女性ばかりが責められてきました。これは、大きな間違いであり、流産の原因も実は多くあるのです。

一番多い原因が染色体異常で、卵子、精子のどちらかが正常な減数分裂が出来ていないもので、生命の維持に関わる染色体に異常があった場合は流産の原因になります。

つまり、男性でも流産の原因にはなりうるのです。男性の精子形成異常によっても流産は発生します。実際に、精子バンクで子供を生むケースは男性の精子生成機能の異常により発生する流産による場合もあるのです。

次に女性の場合は子宮内の環境が悪いことでも発生するケースがあります。女性の場合は老化によって子宮内膜の機能が落ちるのは避けられません。その為、流産が発生しやすくなります。最近は働き盛りの年齢に加えて、初産が遅いことも関係して、流産のケースが増えてきているのです。

次に精神的なストレスによって流産が発生することもあります。ストレスによって、女性のホルモンバランスや自律神経のバランスが乱れることによって、過度の子宮の緊張がかかることでも発生します。

また、妊娠している女性が病気になることでも流産の発生のリスクが上昇します。特に妊娠初期は胎児を守るため免疫も下がることも大きな関係性を持っています。その為、病気になりやすく流産の発生がしやすくなってしまうのです。

流産を防ぐ具体的な方法

流産リスクを減らすには何が必要なのでしょうか?一番は、自律神経を安定させることが大切です。人間の免疫やホルモンバランスが乱れることによっても、流産の発生の確率は非常に高くなります。その為、規則正しい生活や過度のストレスを発生させないことが大切です。

また、ストレスというと、原因になるのが仕事が多くあります。良く妊娠した直後に、妊娠を伝えるのが辛いという人もいますが、一番流産のリスクが高い時期にストレスがあると悪影響を及ぼします。その為、流産の発生のリスクとともに早めに伝えることが大切です。

流産の内妊娠の12週未満が80%を占めること共に話すことが大切です。また、話したことによって、仕事上の減給や不当な扱いはマタハラに該当します。現在では相談や罰則も決まっておりますので毅然と対応することが大切です。流産を防ぐには、ストレスをなるべく減らす努力が大切になります。

次に、流産リスクを減らすには免疫力を食べる食べ物を食べて病気を予防することです。些細な風邪でも妊娠初期の場合は、流産の発生リスクが上昇するので、なるべく風邪を引きにくいように対応することが大切です。温かい食べ物や血流を良くする生姜等を摂取することも大切なことです。

最後に葉酸を摂取することが、具体的な流産の対策になります。マルチビタミン等をうまく活用するのも効果的です。

流産リスクを減らす葉酸サプリのポイント

流産リスクは、葉酸の摂取によって減らすことが可能であると、学会の論文で発表されています。その為。欧米では妊娠したら葉酸サプリを摂取するのは当然となっています。

葉酸の大きなポイントは、細胞分裂の異常やエラーを無くす効果があります。妊娠前に飲んでおけば、卵子や精子の染色体の異常を減らすことが出来ます。その為、妊娠した胎児の染色体のエラーの発生率が減ります。

また、妊娠中の細胞分裂でも染色体の異常が発生することがありますが、葉酸を摂取することで予防することが可能なのです。ですから、妊活を考えている時点で葉酸サプリを飲むのはかなりの予防効果に繋がります。

ただし、妊娠中にビタミンAが入っている葉酸サプリを女性が飲むのは危険です。葉酸を助ける場合でマルチビタミンを飲む場合は避けることが大切で、奇形発生のリスクがビタミンAにはあるので避けることが大切です。