妊娠に必要な力に着床力があります。着床力という言葉は妊活で初めて聞く方も多い言葉です。今回はそんな着床力と、妊娠の関係、着床力をあげるには具体的に何をすべきか?と言ったポイントを分かりやすく紹介いたします。

そもそも妊娠するために必要なのは2つ力

妊娠・出産で不妊治療を連想すると、大体の方が受精卵ができないからと考える人が大方です。その答えは間違っていませんが、受精卵を作るだけでは、妊娠したとは言えないのです。

もし、受精卵ができればと言う話なら、人工授精して子宮に戻した受精卵がどうして、全て100%出産にならないのでしょうか?それは受精したとしても、子宮内膜に卵子がくっついていないことで、妊娠ができないからです。

この受精卵が子宮に着床する事が大切で、着床しやすい子宮内膜の状態にすることを着床力と言います。この着床力が低いといくら受精したとしても、胎児になることはありません。不妊治療に力を入れている人が空回りする要因の一つでもあるのです。

着床力の低下の原因~生理的要因~

胎児を育てる為に必要な着床力はどうして、低下してしまうのでしょうか?最近の女性の生活習慣等が大きな発生の要因になっています。本来の子宮内膜は、血流が豊富で、体温も十分あり、しなやかなのが普通の子宮内膜です。この子宮内膜が、固く、冷たい状態になっていると着床力が低下していることになります。

着床力の低下のさけて通れないのが老化です。人間の体の中でも子宮は、卵巣から出るホルモンの関係で老化をすることによって、その子宮内膜の着床力も落ちます。豊富な血液の供給が20代を境に低下するためでもあります。

また、代謝等が落ちるので、冷え性にもなりやすくなってしまうので、どうしても年齢に夜着床力の低下は否定できません。

若い時期が妊娠しやすいという要因は、この子宮内膜の状態が若い時の方が良いので、受精した卵子がすくすく育つと言った部分でも大きな要因になります。

着床力の低下の原因~環境要因~

着床力の低下の要因で差が出るのが環境要因です。多くの人がやってしまう低下のポイントを紹介していきます。年齢の要因だけなら、受精をする人としない人の差が出るのはどうしてなのか?この環境要因が大きな問題点になっています。

まずは、体の冷えです。人間の場合、冷え性になることは、体の機能低下を引き起こす大きな危険と問題を持ちます。代謝の低下や血流量の悪化といった影響が出るようになります。ですが、臓器の中で一番大きな影響を持つのが実は子宮という事はあまり知られておりません。実際に冷え性の方は生理痛が酷いというのは、このことが起因しています。冷え性によって起こるのはこうした生理痛の問題だけではなくて、着床力にも大きな関係があります。

十分な血液が通っていない子宮は、冷たく、壁面もゴワゴワ固い状態になっています。この状態で受精卵があったとしてもくっつくことができないのです。つまり、冷え性によって子宮内膜が固くなってしまって、着床しようとしても滑り落ちてしまうのです。その為、着床力が低下してしまいます。

また、ホルモンバランスの乱れも大きな影響を持ちます。人間のホルモン分泌を司る部位と睡眠を司る脳の司令の場所が近く、睡眠が不規則の場合は、ホルモンバランスが乱れやすいため着床力が低下するようになります。つまり着床力を低下するホルモンの分泌の体の状態になると子宮内膜が本来の状態で成長しないので、着床力が低下してしまうのです。

女性母体は2つのホルモンの分泌のよって周期的にいじされています。このバランスを崩さない、そして冷え性を改善することが着床力をあげる大きな要因になります。

着床力をあげる改善するポイント

着床力をあげる大きなポイントは血流とホルモンバランスを本来の体の状態に戻すことが大切です。こうしたケアをすることによって、子宮の着床力をあげることが可能です。
まずは、漢方薬を飲むことも良い方法の一つです。婦人系のホルモンバランスを整えるタイプの漢方薬もありますが、おすすめしたいのは冷え性を改善する漢方薬です。冷え性の場合は、人間の本来の血流のバランスを整え直す必要があるので、漢方薬で、体全体の体質を変えることは大きな着床力をあげる大切な要因になります。

食習慣でも冷たいものを食べた後には体を温めるものを取り入れると言った工夫もすることで、体の冷えを解消すると自然と子宮の状態も良くなり着床力も上がります。

また栄養分で、血液の質を良くする葉酸や血管の径を拡げるビタミンEやマグネシウムと言った物を摂取するのも大きなメリットです。栄養素を摂取することで冷え性や頭痛の解消につながるミネラルなので正に一石二鳥になります。

また、ホルモンバランスを乱す生活習慣や不規則な睡眠等の要因も解消することも大切なポイントになります。