妊娠すると胎児の健やかな成長のために食べてはいけない食べ物があります。栄養分の関係や不必要な細菌に感染することによって、体の不調を引き起こす可能性があるからです。今回は、そんな食べることを推奨しない食べ物に関して紹介します。

妊娠中のNGな食べ物はどうしてNGなの?

普通に食べているのに問題は無いのに、妊娠中NGの食べ物の理由って何なのでしょうか?具体的にどういった部分に問題があるのか、食べ物を分類してみます。分類するとおおよそ3種類に分かれます。

まずは、胎児の成長の奇形や阻害を引き起こす成分が入っているものです。実際に、ビタミンの過剰摂取の危険性があるものを食べてしまうとリスクが上がってしまうため推奨されていない食べ物があります。

次に、ホルモンバランスを乱し、流産を引き起こす可能性を高くする成分が入っているものです。これは胎児の成長だけではなくて母体にも危険を及ぼすので注意が必要になります。

最後に、摂取した必要のある栄養分の吸収を阻害してしまう可能性がある、食材もあります。

妊娠中にNGなのは、母体と胎児を護るためでもあるので、賢く付き合っていくことが大切なのです。

胎児の奇形を引き起こすリスクがある食べ物とは?

胎児の奇形を引き起こす代表的なビタミンはビタミンAです。ベーターカロチンとも呼ばれるこのビタミンは、人間の視力の改善等に関わるビタミンですが、妊娠初期に過剰摂取をすると妊婦の中にいる胎児の奇形の大きな原因になります。

ビタミンAはサプリでも、妊娠中の摂取はNGと書かれているので、ビタミンAを過剰摂取しやすいレバー類を食べることは推奨できません。特に生レバーの場合は、細菌も入っており、妊娠中免疫力が下がる中で悪影響を及ぼします。そのため、食べてはいけない食べ物になります。

次に、大型の魚類です。クジラ、マグロ、金目鯛と言った大型の魚です。鯖やイワシは問題ありませんので、安心してください。食物連鎖のトップになる魚は基本的に妊娠中の摂取は望ましくありません。

これは、水銀が魚の中に蓄積されており、水俣病であった胎児奇形の発生のリスクが高くなるためです。公害はかつてのものですが、海の汚染は現在の魚の中に蓄積されている状態なので、避けることが大切です。

そのため、摂取をする際には、魚の種類にも注意が必要なのです。

胎児のいる環境下に悪影響を及ぼす

これは主に飲み物が多いのが特徴です。まずは、お茶のカフェインの含有量が多いものは注意です。緑茶の玉露やエスプレッソはカフェインの量が多いため体内の胎児に興奮状態を与えます。

また、冷え性の人が飲むと血管の径が細くなって冷え性の原因になるので、注意が必要です。血行を維持するには、カフェインレスや少量を飲むように通常よりも控えめにすることが大切です。

次に、ハーブティーです。妊娠前に女性ホルモンバランスを意識した商品を飲んでいる場合は、残っていても飲むことを一旦中断してください。女性ホルモンバランスを整えるブレンドには基本、エストロゲンの作用を良くする成分が入っています。

しかし、人間の女性が妊娠をしている場合は、エストロゲンの分泌は一旦止まります。それを分泌させるようにすると流産の原因になります。ブレンドを飲んでいる場合は中断し、妊婦でも飲んで良いものに変えるようにしてください。

ハーブの種類によっては流産の原因や奇形を引き起こす種類があります。カモミールは子宮を収縮する効果があるので、妊娠中では禁忌です。ジャスミンも同様の効果があるので、初期の頃は避けることを勧めます。
また、妊娠初期は不可でも、安定期以降はOKという種類もあります。使用しているハーブに不安がある場合は一旦止めるのがベストです。

ハーブティーには有効な成分が入っているものもあるので注意が必要になります。

海藻類のひじきも、ヒ素が多く含まれている食材で有名で、胎児の奇形や流産の危険性もあります。また、昆布類に関しても、多くのヨウ素が含まれているため、摂取を好ましくないとされている海藻になります。

妊娠中にさらされる細菌のリスクを減らす

妊娠中には細菌によるリスクも減らす必要があります。食材に含まれている菌の数を減らすことが大切です。

そのためには、生肉・刺し身は避けたほうが良いのです。肉類の場合には、サルモネラ菌と言った菌がいる確率が高く、食中毒のリスクが高くなります。魚介類も少量以外は避けるべきなのです。

また、注意したいのは加熱・殺菌していないリステリア菌がいる、ナチュラルチーズです。この菌は普段なら悪さはしませんが、胎児という免疫機構が未熟な場合は感染の危険性があり、流産の大きな原因になるケースもあります。

つまり生きている病気を引き起こす可能性がある菌がいる可能性がある食べ物は基本NGになります。生物は危険と判断して我慢をする、加熱をする、食べても少量にする工夫が大切です。